夏にやってくる嫌われ者
そろそろ梅雨も終わり本格的な夏が始まりますね。
お祭りに、バーベキュー、海水浴、キャンプなど楽しみがいっぱいありますが、予定をぶち壊しにする「奴」もやってきます。
そう!台風です!!
そんな台風を恨めしく思っても知らないことも多いですよね。
そんな嫌われ者について調べてみました。
台風って?
暖かい海の上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、その勢力が強くなり、最大風速17m/s以上のものを「台風」と呼ぶそうです。
熱帯低気圧って?発生の仕組み
気圧は高いところから低いところに流れ込む性質を持っています。
暖かい海の海上では海面の温度が上昇し、上昇気流を伴う低気圧が生まれます。水分を多く含む低気圧のため雲が発達し激しい雨を降らせます。
これが「熱帯低気圧」です。
台風のエネルギー元は暖かい海の水蒸気が水滴に代わるときのエネルギーなんです。
台風消滅の仕組み「温帯低気圧って?」
日本では台風は南のほうからやってきて激しい風と雨とを降らせながら進んでいきます。
上陸して北のほうに行くとエネルギーを使い果たし勢力が弱まり、また北の冷たい空気が入ってくることで「温帯低気圧」によく変わりますよね。
「温帯低気圧」とは暖かい空気と冷たい空気がぶつかることで発生する低気圧です。
これにより台風本来の性質が弱まり消滅します。
台風の呼び方は地域によって変わる!
熱帯低気圧の発生する場所によって名前が変わります。
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サイクロン・・・インド洋、南太平洋
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ハリケーン・・・太平洋(赤道より北で、東経180度より東)、大西洋
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台風(タイフーン)・・・東アジア周辺の太平洋(赤道より北で、東経180度より西)
日本気象協会 tenki.jp より引用
https://tenki.jp/docs/note/typhoon/page-1.html
まとめ
台風とは東アジア周辺の太平洋で発生した「熱帯低気圧」が強くなり、最大風速17m/s以上になった物。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!